空間工房日記

夫婦の寝室について興味深い記事が!!

 もし夫婦のどちらかに、「別寝室も悪くないのでは……」 という思いがかすかにあるのであれば、就寝形態を決め付けるのではなく、別寝室というものに、柔軟な視点で向き合てみてもよいのでは?キッチンやリビングをどうするかと同じレベルで最初の段階で検討してみたいテーマです。

 最初に少しだけ考えておくと、後に大きな負担(間取り改修など)をすることなく、夫婦関係の円滑性や、住み心地全体にとってプラス効果を期待できるということなのです。

寝室メリット

・寝室の所要面積を最小限にできる

・コミュニケーションの密度が上がる

・同寝室という事実が円満感を生む

・相手の体調変化など緊急対応ができる

 

同寝室デメリット

・自分の熟睡できる環境としにくい

・プライベートな場所と時間を取りにくい

・夫婦間の距離を取りにくい

別寝室メリット

・自分の熟睡できる環境にできる

・プライベートな場所と時間が保てる

・夫婦間の適度な距離感・円滑性のバランスが取れる

別寝室デメリット

・寝室の所要面積が多くなる

・コミュニケーションの密度が下がる

・別寝室という事実が夫婦疎遠感のイメージを生む

・相手の体調変化など緊急対応できない

夫婦関係は時とともに変化する

最初は一緒に寝たいと思っていても、夫婦間の感情が時とともに変遷していき、常に一定ではありません。特に以下のようなストレスは年を重ねるほど強く感じ、別寝室への希望と変化していきます。

 

同寝室におけるストレス

・いびきがうるさい

・真っ暗でないと眠れない

・薄明かりがついていないと眠れない

・夜中に本を読みたい、テレビを見たい

・テレビをつけられると眠れない

・ベッドはよく眠れない(畳がいい)

 

夫婦間の要望変化にも対応できるセミ別寝室

 夫婦の主寝室はいらない…夫・妻のそれぞれの趣味室を兼ねた寝室を設け、それぞれの部屋を完全に仕切ら ず、ソフトに仕切る。 

 独立した2部屋間に設けられた引き戸の開閉により、同寝室と別寝室の切替え、さらに、夫婦の間の距離感を調整することができる。

 

 10年後、20年後の夫婦関係を完全に予想することはかなり難しいといえます。セミ別寝室とは、就寝形態の不確実性という問題を柔軟性によって対応しようとしたひとつの解答です。